2019年6月10日

交通と陽明大学が合併する直前に施振榮氏が張懋中学長、郭旭崧学長、張鴻仁会長を誘い、医学と工学のコラボで何か活かせるものはないかと話し合った。現在iPS細胞の普及化に京都大学が取り掛かっており、台湾半導体の技術を使えば良いソリューションが提供できるのではないかと施氏が示した。そして、その提案が全員の賛同を得られた。


2019年8月

張懋中学長が交通大学のデジタルメディカルセンターの研究チームを率いて京都大学へ訪問した。上記アイデアの可能性について確認した。


2019年12月

京都大学 CiRA Foundation が台湾へ訪れ、施振榮氏と交通、陽明大学に訪問をした。


2020年5月15日

CiRA Foundation と交通大学の間で教育と科学研究に重点を置く上で、iPS 細胞次世代自動化 3D 製造技術について覚書を締結した。覚書に基づき一緒に臨床応用に安定的な幹細胞の製造に取り組むこととなっていたが、その後新型コロナのパンデミックが起きてしまい、ペンディングとなった。


2022年1月

CiRA Foundation から再開したいとの連絡を受け、本件実用化に向け動き始めた。本プロジェクトの実行について、同 Foundation のニュースリリースにも山中伸弥教授の発表があった。日本から台湾に長期駐在する研究員が派遣され、この間共同研究計画を2つ締結し、連携がさらに密となった。


2022年3月~4月

台湾で新原生株式会社の立ち上げに取り掛かった。4 月 21 日に郭旭崧氏が会長に務めることが決まり、まず 1 億台湾ドルの資金を募ることを目標にした。施振榮氏が陽明交通大学のヒマラヤプロジェクトに寄付する 1000 万台湾ドルを iPS 用途に指定し、陽明交通大学にも出資させ、将来的に良いフィードバックを図る。


2022年4月末

CiRA Foundation が再び台湾へ。桃園市の鄭文燦知事と面会し、航空タウンに医療特区を設立することに意見を交わした。


2022年8月4日

新原生細胞作製株式会社が設立した。
役員会メンバー:郭旭崧、張懋中、施振榮、王明德、洪永沛。監査役:林奇賢、黃平璋。医療のスペシャリストであり、外交経験を持つ無任所大使でもある郭旭崧が会長に選任された。


2023年3月10日

新原生細胞と京都大学 iPS 細胞研究財団は基本合意書を締結しまにした。 [ ニュース ]


2023年5月8日

新原生細胞とCytoAurora共同開発センター開設


2023年5月23日

新原生細胞とiPS財団高須直子業務執行理事は陳建仁行政院長(首相にあたる)と面会しました。お互いに陳院長と山中伸弥教授の著書を交換し、陳院長より台湾ヤマムスメの玉盤を贈呈しました。