TCPCとiPS財団(日本) 基本合意書締結
2023/4/11
ポイント
- 新原生細胞作成株式会社 (TCPC)と日本の公益財団法人京都大学iPS細胞研究財団 (iPS財団)は基本合意書を締結しました。
- 台湾の半導体技術とiPS財団の研究成果・知見を活用することにより、iPS細胞を用いた医療を基礎研究の段階から産業界における医療応用につなげることを目指しています。
1. 概要
台湾の再生医療を発展させ、細胞加工技術を世界的に普及させるため、iPS財団とTCPCは、2023年3月10日に基本合意書を締結しました。
この度の締結を細胞培養工程の最適化やiPS細胞の製造・品質試験におけるコスト削減につなげたいと考えています。これを実現することにより、質の高いiPS細胞技術を産業界や医療機関へ良心的な価格で届けることを目指しています。
2. 背景
iPS財団と国立陽明交通大学(NYCU)は、2020年に覚書を締結し、その後2021年に2件の共同研究契約を締結しています。TCPCはNYCUの技術開発を加速させるため、NYCUのスピンオフ企業として設立されました。
TCPCとiPS財団は今後も密に連携し、高度な再生医療技術を提供することで、国際社会に貢献してまいります。
3. お問い合わせ
新原生細胞作成株式会社 (TCPC)
TEL: +886-2-2747-6060
E-mail: tcpc-support*tcpc.com.tw(お手数をおかけしますが、*を@に変えてください)
(お手数をおかけしますが、メール送信の際 * を@に変えてください。)